時間をかけて返すことは不可能だと思った方がいい
もう通常の生活の中で自力で返済するのが不可能なくらい膨らんだリボ払い残高をどうやって返済するか?(私が借金を作った経緯はこちら)
見出しの繰り返しとなりますが、時間をかけて返すことは不可能だと思って諦めた方がいいです。一度悪化した毎月のキャッシュフローを正常化するのは至難の技です。支出を絞ることに限界がある以上、収入が極端に増えない限りは収支が改善することはあり得ません。
金利の怖さ
なぜ長期返済が難しいのか、それは単純に金利がバカ高いからです。
あなたは「複利」という言葉を知っていますか?投資の世界で有名なウォーレン・バフェットが語った複利の話が有名ですが、アインシュタインも複利に関して下記のような言葉を残しています。
宇宙で最も偉大な力
人類最大の発明
知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う
複利とは、金利が仮に年率10%だったとき、100万円の貯金が1年後に110万円(100×1.1)、2年後には110万円×1.1=121万、3年後に…というふうに、雪だるま式に増えた元本に対して利率が掛けられていく状態を指します。
複利の力は凄まじく、3年間・年率金利0%で月3万貯金すると108万にしかなりませんが、同じ条件で年率金利15%場合、3年後には1,353,465円と、元本が約1.3倍になっている計算になります。
残高が増え続けているリボ払いというのは、すなわち上記の複利の力がマイナス方面に効いている状態であり、リボ払いの金利は15%以上であることがほとんどなので、如何に大変なことなのか想像できると思います。
潔く人を頼ろう!!
では自分はどうしたかというと、大変恥ずかしい話ですが、身内から借りました。
借金があるというだけで信用問題にもなりますし、本当に情けない気持ちにはなりますが、なりふり構ってたらマジでリボ地獄から抜け出すことは出来ません。
もしリボ払いの残高が苦しい事になっているのなら、傷の浅いうちに安いプライドは捨て、とにかく一回安心して借りられるところからまとめて借りて、家計の収支を正常化させることをおすすめします。
カードローンとかで金利の安いところから借り入れて返済するという手段もありますが、リボも返せない資産状況だと当然査定も厳しくなり、金利10%余裕で超えることザラなので、あまり意味がないと思われます。しかも、場合によっては審査の過程で職場に電話されます笑。
私は借金返済の為ではないですが、ローンを利用しようと思って1日に3回も職場に別々の金融機関から電話がかかってきたことがあります。めっちゃ気まずいですwww
参考までカードローンの一覧
2%から!とか書いてありますが、世の中そんなに甘くありません。
金融機関を裏切る事になんの罪悪感もないですが、身内を裏切ったらほんと人として終わってしまうので、背水の陣で望むという意味でも、可能なら素直に身内を頼りましょう。